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18歳以上ですか?
今はここまでにしおりをはさみました!
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今はここまで
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寮に帰ってみるが人の気配がしない。
まさかまだ帰らずにいて襲われたとか言い出したらどうしよう。
とりあえずカバンを置いて先に着替えて隣にある先輩の部屋のドアを開けてみた。
「なにやってるんですか。辻野先輩」
「ごめんね。陸希君。迷惑だったよね。」
布団の中に閉じこもって明らかにさっきまで泣いていたような声だ。
つか人の話聞く時ぐらい布団からでろよ…
俺は思い切り布団を剥ぎ取っるとはだけた制服のままカバンを抱えている始末だ。
「なんでそんなに泣いてるんですか。」
「だって。陸希君に迷惑かけたし、あんなところ見られたから、陸希君に嫌われたかもしれないって思ったら涙が出できてっ!」
「嫌いも何も、先輩がなんで俺に飼い主になって欲しいって言ったのかさっぱりだしどうしようもないですよ。」
「だって陸希君のご飯美味しいし、初対面のときすごく優しくしてくれたし、それに…」
「それに?」
「一目惚れって言うのかな?身体の奥からゾクゾク〜ってきて、すごく抱かれたいって思って。」
まぁそこは予想してた。
ここまで俺のことしか考えてないって病気的だな。
精神科に連れていくか。
とりあえずこの人が泣き止まないと心配で夕飯も作りに行けない。
俺も相当お人好しだよな。
「もう怒ってないから泣き止んでください?」
「じゃあ強くギューってして。それから、寮の中だけでもいいから先輩じゃなくて優流って呼んで。敬語もやだし。」
「はいはい。優流って呼べばいいんでしょ?」
言われた通りにキツめに抱きしめた。
ほっそいなー。腰とかすごい細い。
絶対女子が欲しがるレベルで細い。
だけど一つまた問題が発生した。
「ンンッ……!」
俺の腕の中で喘いでやがる。
「む…つきく…ッ!!もっと!もっと俺を見て!俺のこともっとメチャクチャにして!」
こ、コイツ…俺の太股に自分のを必死に腰を振りながら擦ってきやがる。
思わず腕から解放すると優流はもっと激しく擦り始めた。
でも、昨日押し倒された時と違って自然と心は落ち着いていた。
必死に腰を振る姿も、また涙が浮かんできた目尻も、激しく動くせいでさらに見せつけられるほっそい体も。
全部、全部俺の物かと感じると不思議な優越感が広がった。
ただまぁ。これ以上振らせとくとキリがないので切り上げさせよう。
「優流。夕飯作るから腰止めて。」
「ヤッ……!まだ、イッてない…!イきたい……!」
焦らすのもいいかもしれない。
俺は強引に優流を抱き上げて止める。
すごい不満そうな物足りないと言いたげな顔が俺を見た。
「飼い主様のいうことも聞けないの?優流。」
「まだ、イッちゃ、だめなの?」
「今はまだダーメ。俺で好きなだけ感じてても良いけどイッたらそれも禁止にするからね?」
優流は顔を赤く染めてまたベッドに顔を埋めた。
「夕飯作り終わったら呼びに行くから」
こんなに俺の一言にコロコロと動かされる優流をみて少し襲いたくなったと感じた俺は十二分にガチホモだ。
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