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7.にしおりをはさみました!
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7.
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昼休みになり、教室には徐々に人が少なくなる
俺はそんなクラスメイトを横目で見ながら席から立ち上がる
屋上に行こうと昼飯を持って歩みを進めていたら後ろから強い衝撃がはしった
「ぐふっ‼ ...ッ」
痛みに耐えきれず声が出る
「どっこいくの~?ちょっと俺らに付き合ってよ」
全然知らない5人くらいの人に囲まれ、一人の男にそんなことを言われたかと思うとズルズルと廊下を引き摺られる
人がいないところにくると
暴言をはかれ、お腹を蹴られた
「そんなんでへばってんの?」
そらからも暴力は続いた。
少しして飽きたのかニヤニヤとした顔のまま俺に話しかけてきた
「気分はどう?」
クスクスと笑い声が聞こえる
「........」
それをいつものように見て、無表情で何も言わない
「チッ...」
ムカついたのか
ゴツンッと音がなるぐらいの勢いで頭を地面に向けて蹴られ
そして踏まれる
痛い...
グリグリと廊下に足で頭を押さえ付けられる
「クックッ、ざまぁねぇな」
俺を楽しそうに見下げている
「オイオイ、何か言えよぉ...」
グリグリとだんだん力が強くなってきた
「おいっ、これ以上はヤバイんじゃないか?」
すると一人の弱気そうな男が言う
俺を踏んでいる男は不服そうだったが5人で何かを話した後、5人で帰っていった
「面倒くさい奴ら...」
ボソリと一人呟く
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