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18歳以上ですか?
11.にしおりをはさみました!
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11.
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――――
???side
天気が良くなったので屋上で昼寝をしようと思い屋上に行ったら
先客がいた。
屋上はあまり人が来なくていいと思ってたんだが...
そいつはぐっすりと眠っていて俺に気付いてないようだ
見ると鳥が横にいた。
俺が近づくと鳥はバッと起き、俺に向かって羽をパタパタと揺らして警戒しているようだ
どこかこいつを守っているようにも見える...
どんな奴かと思い顔を除いてみると今、噂の神木とか言う奴だった
俺は興味がないから詳しくは知らないが誰かを強姦したらしい
そこまでしか知らない
フワリと風が吹きこいつの髪の毛が目から離れる
見ると涙が伝っていた
鳥は俺がなにもしないとわかりジーと俺を見ていたが俺がこいつの涙を拭こうと、 触れようとすると何かするのかと勘違いしたのか威嚇しだした
そして神木の涙をそっと拭いて俺はまた昼寝を出来そうなサボりポイントに向かった...
チラリと後ろを振り返ると神木の涙を見て鳥はオロオロしているようだった。
そして俺がしたように、真似なのか知らないがツンツンと頬をつついていた。
今日も眠い
なぜあんなことをしたのか自分でもわからなかったが、
彼奴がとても悲しそうな顔をしていたから...そうとしか言えないだろう。
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