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8
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何コレ可愛い。
センセー、マジでキモい。
逸「何でパジャマが女モンなんだよーーーッ!!!!!!」
和「似合うぞ♪」
逸「あ、ありがと…。じゃなくて!
」
センセーが用意したのは、ワンピース型のパジャマ。
可愛いからいいけど、風呂入ったらスッピンになるんだよ…
和「スッピンでも充分可愛いじゃないか。」
逸「…メイクした姿、見せてやろうか?」
和「え、いいのか?」
スッピンでも充分可愛いって…
俺いっつもスッピンじゃねーか。
こんな普通の男子の顔が可愛い訳ねーだろ。
和「じゃぁ、早く熱下げないとな」
センセーは割れ物を包む様に抱き締めてきた。
逸「ふん…何かキモそうだからやめておこうかな…」
和「ツンツンしてるなぁ」
逸「うっせ」
試しに、センセーの背中に腕を回してみた。
和「藤谷…?」
逸「何だよ」
和「知らなかったと思うが、俺は変態だ」
逸「言われなくても充分分かってる」
和「なら、その変態が惚れてる奴がいきなり背中に腕を回してきたらどう思うか」
逸「警察沙汰になるか?」
和「あぁ。バレたらそうなるだろうな。」
マジか。
ちょっとぐらい否定しろよ。
和「藤谷、抱きたい。」
逸「お断りします」
和「じゃぁ、腕を回してきた意味だけでも教えてほしい」
逸「それは…」
ードクン
まただ。心臓がバクバク言ってる。
逸「…腹減った」
和「お、飯食うか」
逸「うん…」
絶対恋ではない。
でも、何でだろ…
センセーの目を見れない…
見れたら見れたでキモくて目が腐りそうだけど。
ー翌日ー
仍「いっ、いっちゃん?!」
逸「ん?」
仍「ど、どどど、どうしたの、その格好!?」
逸「…女装。」
仍「風邪引いて頭可笑しくなっちゃったんだ!だって、女装の趣味は、隠すって…!」
逸「仍、頭は可笑しくない。ただ…」
仍「なに?いっちゃんが悩み事なんて珍しい…」
逸「俺、心臓の病気かも…」
仍「どうしてっ?!」
逸「センセー見てると、心臓がバクバクして…胸が締め付けられそうなんだ…」
俺、何かおかしい事言ったかな…
仍がさっきから爆笑してるんだけど…
逸「おい、何が可笑しい」
仍「はははっ、いっちゃんそれはね、和ちゃんの事好きって事だよ?」
は…?
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