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18歳以上ですか?
夜にしおりをはさみました!
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夜
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「チョロ松兄さん...、トイレ付いてきて...。」
「えー、一人で行ってきなよ...。」
むー。チョロ松兄さんのケチ。
トイレくらい付いてきてくれたっていいじゃん。
「チッ、チョロ松兄さんのケチ。チェリー松、シコ松!!」
そう言い放って、僕は結局一人でトイレへ行くことになった。
冬の廊下は寒いし、怖い。
今までチョロ松兄さんに付いてきてもらったから一人で行くことなんてなくて、これが人生初の試みである。
たしかここら辺に電気のスイッチがあるはず...。
カチッ
...
「あれ、付かない?」
...ええええええええええ!?!!??
電気付かない!?
嘘でしょ!?
こんな時に限ってありえないでしょ!?
なに、呪い!?
...ん?あの部屋明かりついてる?
よかったー、死ぬところだった。
僕はその部屋の明かりを頼りにゆっくりと進むことにした。
「ていうか、誰?ここの電気消し忘れたの。」
そう言って部屋のふすまを開けようとしたとき、僕は言葉を失った。
「ん...、あっ、おそ松ぅ、そこっ、やらぁ...。」
なんでこんな事になるんだろう。
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