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※※ 静かな中
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レクチャー室で行うホームルームは、たいていビデオ鑑賞になる。
だから、読書したいやつは本持ってきて読んでるし、課題が終わってない人はそれをしてる。
まあ、読書って言ってもビデオ見るために真っ暗になってるからほぼ字なんて見えないけど。
喋るのだけは禁止されてて、基本ビデオを見ないといけないけど感想を書かされることもないからみんなだらだらしてる。
で、隣に座った和也さんは、なぜかいま俺の腰に手を回してきています。
「なに」
「喋っちゃだめだろー?」
「…っ」
和也の手つきがなんかいやらしくなり、腰回りが弱い俺にはなんだかぞわぞわとした感覚が襲ってくる。
「ちょ…、っか、ずや…」
「俺なんもしてないよ?綾都こっちおいで」
「わっ」
「こら、誰かうるさい」
体を持ち上げられて、和也の膝の上に座らされた。
驚いて声を出してしまい、そしたら先生に怒られた。
俺悪くないじゃん。
「綾都はここが弱いよなぁ〜」
「…っ、こら…っ」
腰に回してた手を今度は上に持ってきて、胸のあたりを触ろうとしてくる。
その手をバシッと叩くものの、そんな抵抗は虚しく終わる。
「…んっ…っっ」
「やーらし」
だめだ、声が出る…っ。
必死に両手で口をふさぐ。
和也の手は止まらなくて、指先で先端をコロコロと転がされる。
ぞわっとした気持ちいい感覚が襲ってくる。
同時に両方転がされて、声が漏れそう。
「…っっ、ふっ、んっ」
「綾都、みんながいる中でイッちゃう?」
ぶんぶんと頭を横に振った。
そんなの絶対に嫌だ!
が、頭を横に振って否定したのも虚しく、和也の手の動きが早くなって、次々と刺激が加えられる。
こんな場所なのに感じる。
違う、こんな場所だから感じすぎてて、和也の手を止めることもできない。
むり…も…っ
「こら。そーいうのは家でやれ」
「わー。佐野くんいいところで止めたねぇ。綾都もーすぐだったのに」
「…ふ…っ」
近くの席にいた佐野が、止めてくれたらしい。
あ、危なかった………。
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