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浮気 冬馬sideにしおりをはさみました!
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浮気 冬馬side
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「へー、冬馬でも好きな奴とかいたのか。俺はてっきり犯罪でもやらかしたかと思ったわ」
夏樹はつまらなそうに、スマホを見ながら俺にそう言った。
犯罪って…
俺、夏樹にどう思われてんだよ…
「犯罪はひでぇな。」
「だってお前いっつも何考えてるか分かんねぇし…。てか、悩みってそんなことかよ。それってお前が恋人の家行けばいいだけだろ。」
俺は買い置きしていた缶コーヒーを開けながら、苦笑いをした。
「それが出来たらいいけど…その家に友達も居るらしいから、用事もないのに行ったら迷惑かと思って…」
「は?それ浮気じゃねぇの?」
浮気…
そんなこと、考えなかったわけじゃないけど…
でも紅那に限って浮気なんて…
俺のこと好きだって言ってくれたし…
「あ、でもその場合お前が浮気相手か。」
…え。
それは…考えてなかった。
俺の頭は夏樹の何気ない一言で真っ白になった。
もしも…俺が浮気相手になるなら、やっぱり紅那は、俺が会いに行ったりしたら困る…よな…
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