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走るにしおりをはさみました!
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走る
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やっと、午前の授業が終わった。
(今から、昼飯か…)
俺は椅子から立ち上がり佐藤の元え向かった。
「佐藤、購買いこーぜ、腹へった」
っと俺は佐藤に言った。
「おう!俺も腹へった~」
佐藤も椅子から立ち上がり、
一緒に購買え向かった。が
教室から出る瞬間に担任が、
「佐藤、お前さっきの授業中寝てたから罰で
先生の手伝いしなさい、今素直に来たら
昼飯はちゃんと食わしてやる」
っと担任が言ってきた。
佐藤は担任のNOと言わせない言葉と顔を見て
素直にわかりましたっと言った。
「んじゃ、俺先に購買行ってるぞお前の分、
俺の奢りで買っといてやるから、頑張れ」
っと俺は佐藤に言った。
「一樹~ありがとう、まじお前男前、神、
愛してる、俺頑張るぜ!」
っと佐藤は言い担任についていった。
俺は一人で購買え向かう事になり、教室を出て
購買に向かった。
購買は一階にある、俺の教室は三階なので
俺は一階に降りる階段を降りようとした。
すると、階段を走って上ってくる奴と綺麗に
ぶつかった、痛い…
倒れはしなかったが、痛いのは痛い。
俺はぶつかって来た奴を見ようと顔を上げた。
顔を上げたら、そこには俺より10㎝ぐらい
高い、明るい茶髪の奴がいた。
服装やら、髪やら、耳のピアスなのど見て
俺は不良だとわかった。
そいつは、どちらかと言ったら可愛い系の顔
をしていて、んまぁ、当たり前顔は良い。
すると、階段の下から女の人の声が聞こえた。
「ハルく~ん、まって~」
っと、高い声が数名聞こえた。
こいつの名前はハル君と言うのか…。
ハル君っという奴がその声に慌てて
「あっと、購買ってどこ!?」
っと慌てた口調で言ってきた。
俺はいきなり、購買どこ!?っと聞かれて
は?っと言い驚いた顔をした。
すると、ハル君っという奴の後ろから、
5人の女子生徒が階段を上ってるのが見えた。
(あっ…あの5人3年のKJKだ…)
説明しよう、3年のKJKとは
3年生のキャバイ先輩達だ。
KJKつまり、キャバイ女子高生だ。
俺と佐藤で考えた呼び名だ。
すると、KJK達に気がついたハル君っという奴は
ヤバイっという顔で俺の手を掴み走り出した。
………え?
ハル君っという奴は俺の手を掴んだまま、
俺の教室の前を通り、反対の階段を凄い速さで
下りていく。
俺も分けが分からぬまま、その階段を下りる。
そして、後ろから、KJK達の声が聞こえなくなり
やっと、ハル君っという奴の脚は止まった。
(疲れた、走った、なんなんだよ)
俺とハル君っという奴は、呼吸と整える為
大きく深呼吸した。
「はぁ…あぁーやっと巻けた」
っとハル君っという奴が言った。
とりあえず、俺は捕まれてない反対の手で
ハル君とやらの頭をチョップした。
「っ痛った!なにすんだよ!」
とハル君っという奴が言った。
「はぁ!?なにすんだよは、こっちの
セリフだアホ!なんで俺まで走らねぇと
行けねぇんだよ!つうか、巻き込むな!」
俺はハル君とやらに言った。
そうだ、なぜ走らねばならんのだ。
つうか、不良と関わりたくないんだけど…
「あはは…ごめんごめん、購買行きたいん
だけど3年のお姉さん方に捕まっちゃて…
それに、俺ここ入学したばっかだから購買の
場所わかんなくて、とっさに手掴んで走って
た。でも巻けてよかったーありがと」
っと、礼を言われた。
いや、礼なんて言われても困るわ、
ってか………
「は…入学したばっかって、もしかして
一年生なの?」
っと、俺がハル君という奴に聞くと
ハル君という奴は首を縦にふった。
え、俺はお腹透かせて不良に巻き込まれて
可愛い系のムカつ位イケメンと
一緒になぜか走って、
しかも、それが1年でこんな生意気な態度で
敬語も使わなければ謝り方も雑…
「ふ…ふざけんじゃねぇ!」
っと、俺はハル君とやらの頭にまたチョップ
をした。今度は強めのやつを。
「痛った!…いちょうチョップ地味に
痛いからね!」
っとハル君という奴は、涙目で言った。
久しぶりに、こんなにイライラした。
なんなんだよ、ハル君という奴。
俺の面倒くさくても頑張って分けも分からなく
走った時間を返せ…!
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