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悪魔からの電話にしおりをはさみました!
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悪魔からの電話
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それから、学校ではあの不良達には会わなく、
気づけば、1週間たっていた。
そして、俺はイライラも疲れもなく、
とても幸せな学校生活をおくっていた。
部活でも集中できて、とても幸せだ。
俺は、この幸せな時間が当たり前になって、
不良達の事を忘れていた。
「おい、聞いたか一樹、今日部活休みだってよ
よーなので遊ぶか♪」
っと佐藤が俺に言ってきた。
今日部活休みか…
俺は椅子に座りながら目の前に立っている
佐藤を見た。
「あーうん、暇だからいいぜ」
っと俺は笑いながら佐藤に言った。
今日は遊んで息抜きするぞー
っと俺が思っていると携帯のバイブが聞こえた
俺の携帯だ。
佐藤は親か?って聞いてきたが、
この時間に親が連絡するのは可笑しいので、
いや、違うと思うっと俺言った。
そして、ポケットから携帯を取り出して
画面をつけた。
すると、千早空我さん 着信1件、
っと書かれている。
なぜ、千早空我?
え、っと思い俺は画面をガン見した。
「どした?」
っと佐藤が聞いてきた。
「悪魔からの電話…」
っと俺は苦笑いで佐藤に言った。
佐藤は驚いた&理解ができない
顔で固まっている。
「と、とりあえずかけ直さなくていいの?」
っと佐藤は言った。
面倒くさいが、内容が気になるので
俺は、かけ直すと佐藤に言った。
そして、発信のボタンを押した。
プルルルッ プルルルッ
とらないなっと、思った瞬間、声が聞こえた。
「おせぇ、さっきで電話とりやがれ」
っと、いきなりイラついた声で言われた。
「いや、俺だってとれる時ととれない時がある
わ、んで用件はなに?」
っと俺は千早空我に言った。
すると、そうだったっと言い千早空我が
喋りだした。
「お前今教室か?この後どうせ暇だろ俺に付き
合え」
っと言ってきた。
は?いや、どうせ暇だろって決めんな!
「えっと、暇だろって決めつけんなよ、後付き
合えって命令か」
っと俺は呆れた口調で言った。
「はぁ?当たり前命令だろ、んじゃ、待ち合わ
せとか面倒だから今からお前の教室向かうわ」
っと言い、電話を切られた。
え?
何て言ったこの人…
今からお前の教室向かうわ?
「………はぁ!?ふざけんな、ヤバイ、まじで
来る気か?逃げないと、あぁーもう!!」
っと俺は大声で言って椅子を立ち上がった。
「ど、どうした一樹!??」
っと佐藤が驚いた顔で俺に聞いてきた。
そして、俺は佐藤に、
「っすまん佐藤!俺これから逃げないと行けな
いから今日遊べねぇ!本当にすまん!埋め合わ
せは今度するから、とりあえず俺急ぐから、
じゃあな!」
っと俺は早口で言い急いで鞄を持った。
「えっ、ちょっ!一樹!」
っと佐藤が言っているのが聞こえるが
俺はそれどころじゃないので急いで、
教室の後ろの入り口に向かった。
そして、それと同時に教室の前の入り口から
千早空我が現れた。
クラスの連中は驚いた顔をしている。
俺は青ざめた顔だ。
早くね!?ヤバイ!
そして千早空我と目があった。
俺はヤバイと思い、靴箱え向かって走った。
「はぁ!?ってめぇ、待てや!逃げんじゃ
ねぇ!」
っと千早空我が大声で言って、
俺の所に走って来た。
やめろぉぉぉー!!
いろんな連中や佐藤が見てるだろ!
俺はそんな事を思いながら逃げた。
俺は決して運動神経が悪いわけではない、
階段をすごい速さで下りた。
しかし、千早空我の運動神経は化け物だった。
流石不良だな!
千早空我は階段を下りるのでなく、飛んだ。
絶対足痛いだろ!
っと思ったが、千早空我は、
全然痛そうな素振りも表情もしない。
嘘でしょ…
俺は後ろを向きながら階段を下りていたせいで
そりゃー見事に転けた。
しかも、顔面から落ちるパターンだ…
俺は、わっ!っと叫んで、階段を落ちた…
っと思ったが、体が痛くない。
ってか、なんか良い匂いがする。
体が閉めつれられてるように感じる。
なぜ?
っと思い俺は閉じていた目を開けた。
すると、千早空我に抱きしめられている。
俺が落ちる瞬間に千早空我が俺を引っ張って、
落ちないように自分の体に引き寄せたらしい。
「チッ…危ねぇだろ!気お付けろ!」
っと千早空我は俺を抱き締めたまま怒鳴った。
「あっ、ごめん…ありがとう」
っと俺は千早空我に言った。
こいつ、以外と優しいんだな…
そして、俺は千早空我から離れる、はずが、
千早空我は俺を離さない。
え?なんで離さないの?
すると、千早空我は抱き締める力を強め、
「捕まえた、もう逃げれねぇぜ?」
っと、絶対悪魔の微笑みをしているであろう
少し笑いながら言った。
「…はぁ?!いや離せよ!恥ずかしいだろ!」
っと俺は言った。
「んじゃ逃げんじゃねぇぞ、逃げたら次は殺す
ぞ」
っと千早空我は怖いことを言った。
俺はとりあえず恥ずかしいので諦めて、
逃げません…誓います…っと
小さな声で言った。
そしてやっと解放された。
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