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怒らしたにしおりをはさみました!
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怒らした
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学校を出た俺はある不良に絡まれていた。
空我でもなくハルでもない。
どこかで見たことあるような…
そんな事を思っていると、相手の不良は、
俺の顔をまじまじと見てきた。
「てめぇ、どっかで見たことあるような…」
俺と同じことを思ってたんだ。
そして、俺はその不良の事を思い出した。
「あ、3年生の」
俺は思い出した顔をして言った。
そうこの人は3年の東雲洋介さん。
この望高校をしきってる不良だとか
前佐藤が言っていた。
「んだよ、俺の事しってんの?」
東雲洋介さんがそんな事を言ってきた。
俺は、あ、はいっと答えた。
「お前、どっかで見たことあんだよな」
俺は、この望高校に通って一度たりとも
東雲洋介さんとは喋った事はない。
遠くから見たことは会ったけど
関わった事はない。
「あ!お前昨日、千早と一緒にいた奴!」
東雲洋介さんが思い出した顔をして言った。
え、一緒にいたところ見られてたんだ…
「あ、はい、そうですけど…」
俺は東雲洋介さんに言った。
すると、いきなり俺の胸ぐらをつかできた。
「え?」
俺は、なんで胸ぐらを捕まれているか、
わからなかった。
「てめぇ、千早の仲間か!?」
鬼のような顔で言われた。
この人怖い顔するな
てか、仲間って、は!?
「いや、アイツの仲間になんかなりたくないで
すよ!」
俺は大声で言った。
すると、は?っと言っている顔をされた。
「んだったら、なんで一緒いたんだよ?」
東雲洋介さんは俺に聞いてきた。
「連れ回されてたんですよ!」
俺は答えた。
「まじか…悪かったな、ちっちゃいの」
そして、謝られた。
俺は怒った。
たしかに、東雲洋介さんはデカイ。
多分、空我より少しデカイはず。
捕まれてる胸ぐらが身長のせいか
上にあげられ苦しい。
だからといって、ちっちゃいって…
「ちっちゃいのって言わないでもらえません
か?」
俺は胸ぐらを離されて、上目遣いで睨んだ。
「あ?ちっちゃいので良いだろ、本当にちっ
ちゃいんだからよw」
東雲洋介さんは、笑いながら言った。
我慢の限界だ。
先輩とか不良とかもうどうでもいい。
「ふざけんな!人は気にしてんだよ!」
俺は怒鳴った。
東雲洋介さんは驚いた顔をしている。
そして、俺は我にかえった。
流石に先輩に今の口の聞き方わないかな…
でも、相手が悪いんだ。
そして、首を思いっきり捕まれた。
「うっ」
俺は苦しさのあまり顔が歪んだ。
「てめぇ、誰にんな口の聞き方してんだよ、殺
すぞ、あぁ!?」
完全に怒っている顔で言われた。
面倒くさいのに絡まれた…
俺はとりあえず睨み続けた。
「苦しいんで離してもらってもいいですか?」
俺は苦しみながら言った。
だが、首を締める力は弱まらない。
すると、タイミングがいいのか、
人が多い道で通報があったのか、
警察が来た。
そして、東雲洋介さんは、ちっと舌打ちをし、
走ってどこかえ逃げていった。
その後、警察に事情聴取をとられ、
警察は危ないと言い、俺を家まで送ってくれた
俺は家について、風呂に入って、ご飯を食べ、
疲れた体を休ませるため父にもう寝ると言い、
空我に貰ったぬいぐるみを抱き枕がわりに使い
眠りについた。
明日は学校休みか…
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