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撮影2
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用意された服は俺の趣味とは違う
ヤンチャ系の服だった。
ダメージのジーンズに白のタンクトップ、
黄色の薄い生地の男用のカーディガン、
腕にはアクセサリー、靴はブーツといった
服だ。
黄色か…
俺は用意された服に着替え、
髪型を整えると言われ鏡の前にある
椅子に座った。
ワックスで軽く整え準備が終わり、
小田さんの元え向かった。
小田さんは俺を見てニコッと笑った。
「花ちゃん!」
後ろからハルの声が聞こえ俺は振り返った。
すると、本物のモデルのように
服を着こなしていた。
ジーパンに茶色のブーツ、上は黒の半袖に
俺と少し似た黒のカーディガン。
極めつけ黒の帽子。
マイケル・〇ャクソンの帽子に似てる…
髪型もいつもより整えられていて、
顔が良いのが雰囲気でわかる。
「ムカつくな」
俺はハルに向かって言った。
「え、ムカつくって、え!?」
ハルはなんでっと言っている顔で言った。
「んじゃ、始めはかるーく撮ってみようか」
小田さんがニコニコしながら言ってきた。
そして、俺とハルは並んで軽く1枚撮った。
「うん、良いね、んじゃ適当にポーズとってみ
て」
小田さんがカメラ越しに言った。
適当にって…は!?
俺はどうしていいかわからずハルの顔を見た。
すると、俺が戸惑っているのがわかったのか、
ハルは俺に肩を組んできてカメラに向かって
ニコッと笑った。
俺は、ハルがニコッと笑ったので、
自分はどうしようと思い、
いつもの顔で行こうと思いハルがいる
反対側の方を何も考えずに見た。
パシャっとカメラの音が聞こえた。
「いいね!二人とも!」
小田さんはテンションが上がって
目を開いて喜んだ。
すると、小田さんが何かを思い出して、
ハルの方に近寄った。
「海乃君、そう言えば彼はなんて?」
「あぁー、断られましたね。」
小田さんとハルが2人で話し始めた。
なんの話だろ…?
するとハルが俺の方を見て閃いた顔をした。
「そうだ!小田さん、俺の携帯で撮影1枚お願い
していいですか?」
ハルが笑顔で小田さんに言った。
何をする気だ?
小田さんは良いよっと言い、
ハルから携帯を受け取った。
俺が次はどうしようと考えていると、
ハルが俺に後ろから抱きついてきた。
「は!?」
俺は驚いてハルから逃げようとした。
「花ちゃん、撮影だよ?」
身長のせいで頭の上からハルの声が聞こえた。
俺はため息をついて逃げるのをやめた。
そして、ハルは俺に抱きついたままニコッと
笑い、俺はカメラ目線はムズイと思い、
首を上にあげてハルの顔を見た。
そして、小田さんが携帯のカメラ機能で写真を
撮った。
ハルは小田さんからカメラを受け取り、
俺にナイス花ちゃん♪っと言い、
携帯を触り出した。
何がナイスなんだ?
「その写真どうすんだ?」
俺はハルに聞いた。
するとハルは内緒♪っと言い携帯を閉じた。
気になるな…
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