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笑われたにしおりをはさみました!
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笑われた
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俺とハルは空我の着替えが終わるのを
待っている間、飲み物を飲んで休んでいた。
「キャー」
女の人の叫び声が聞こえた。
アシスタントの女の人が顔を赤くして
口元を手で隠している。
俺は、なんだ?っと思い女の人が見ている所を
見た。
そこには、ハルとは違うカッコ良さを
だしている、空我がいた。
俺は黄色がモチーフでハルは黒がモチーフ、
空我は白がモチーフだ。
黒のダメージのジーンズに、白のシャツ、
俺とハルと似た白のカーディガン、
靴は黒のブーツ。
首元には、空我がいつも付けている、
シルバーの羽のネックレス。
髪型もいつもより整えられていて、
右サイドをワックスで後ろに
持っていっている。
カッコイイ…
俺は素直にそう思った。
女の人が叫ぶのも無理ないか…
ハルの時も顔を赤くしてハルを見ていた
女のアシスタントはいたけど、
叫ぶまではいかなかった。
「千早君やっぱイイね」
小田さんが笑顔で言った。
空我はそれを無視して、
面倒臭そうな顔をした。
「空我と俺、色反対じゃね?」
ハルが空我に言った。
「知らねぇよ、でもてめえは白より黒なのは当
たってるぜ」
空我はハルに言った。
「えー、俺白だよー、ってか俺より衣装さまに
なってるから良いなぁ〜」
ハルはムスッとした顔で言った。
コイツらやっぱり仲いいんだな…
すると、ハルが俺の方に近寄ってきて、
「花ちゃん〜なんで俺の時より空我の事見てん
のー?寂しいな〜」
ハルが肩を組んで言ってきた。
「いや、見てないわ」
俺はハルの顔を見て言った。
肩を組んでいるせいで、ハルの顔を見たら、
顔が近く、俺はなぜか恥ずかしくなって
顔をそらした。
「花ちゃん、恥ずかしくなって顔そらした♪」
ハルが俺の顔を見ながら言ってきた。
俺はムカついてチョップした。
すると、空我が俺の腕を思いっきり引っ張って
ハルから離した。
「え」
俺は驚いた。
「てめぇは、いい加減にしろよ」
イラついた声で空我が言った。
「海乃もだ、ほんとに殺すぞ」
空我は俺の腕を離して、ちっと舌打ちした。
なんで怒ってんだ?
「いい加減にって何を?」
俺は空我に言った。
すると、空我は俺をシカトした。
「3人ともー撮影するぞー」
小田さんがテンション高い声で言った。
テンション高いな…
俺達3人は小田さんに言われた位置に立ち、
楽しそうに話しているようにポーズ決めろと、
支持された。
すると、なぜか俺が間になった。
やっぱりさっきの喧嘩…?
「3人とも楽しそうに」
小田さんがカメラ越しで言ってきた。
すると、俺を挟んでハルと空我が話し出した。
「この後どこ行く?」
ハルが言った。
「適当でいいだろ」
空我がハルに言った。
俺いる?
俺がそう思っているとハルが俺に話しかけた。
「花ちゃん、映画とか行く?」
笑顔で言ってきた。
俺は、楽しそうにしないとと思い、
「あ、でも空我は映画好きそうじゃないよね」
俺はハルに笑顔で言った。
「……」
2人とも俺の顔を見て無言になった。
え、なんで!?
すると、ハルは大爆笑した。
空我もハル以上ではないが笑っている。
「ちょ、なんで!?」
俺が戸惑って2人に聞くと、
2人共笑い続けている。
「あはは、まって普通はうんっとか何見る?とか
なのに、空我好きそうじゃないよねって、逆に
なんでだよwww」
ハルは大爆笑しながら言った。
「映画好きそうじゃねぇとか勝手に決めてるし
よ、それになんで笑顔でンな事言うんだよw」
空我も笑いながら言った。
俺はなぜ笑われているのかわからなくて、
ンだよ、良いじゃん!っと2人に言った。
「ハイ、ストップー、おっけーだよww」
小田さんも笑っていて、笑顔で言ってきた。
ハルはまだ笑っている。
俺はムカついてハルの頭にチョップした。
そして、ハルの笑いは止まった。
俺達3人は小田さんに写真を見せてもらうため
小田さんの元え向かった。
「どんな感じ?」
ハルが小田さんに言った。
「待てよー今パソコンに出すから」
っと小田さんが言い、俺達はPCを覗いた。
そして写真がPCに出されて、
俺達はその写真を見始めた。
さっきの話の間のいつ撮ったんだろ…?
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