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ギスギスにしおりをはさみました!
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ギスギス
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撮影場についた俺と空我は、
小田さんに笑顔で迎えられた。
「千早君!よかったよ帰ってきてくれて」
小田さんが笑顔で空我に言った。
空我は小田さんを無視して
すぐそのにある椅子に座った。
すると、小田さんが俺に近づいてきた。
「千早君連れ戻してくれてありがとね」
小田さんがニコッと笑って言った。
俺は、いえ大丈夫ですよっと言った。
「それと、海乃君の機嫌が悪いんだけど何かあっ
たのかい?」
小田さんが少し小さい声で言った。
俺は、えっと思いあたりを見回して
ハルを探した。
すると、撮影場の端っこの方で
携帯を触っている。
俺は不思議に思いハルに近寄った。
「ハル?どうした?」
俺は眉を潜めて話しかけた。
「あ、花ちゃん。」
ハルは顔を上げて言った。
ハルの顔はムスッとしていて怒っている。
なにかあったのかな…?
「機嫌悪そうだけど、何かあったの?」
俺はハルに言った。
ハルは携帯を触る手を止めたが何も話さない。
すると、ハルは溜め息をついて言った。
「空我といろいろあってね」
いつもなら笑顔で言ってくるのに、
無表情で言ってきたから俺は躍いた。
「そうなんだ。仲直りしないのか?」
俺は下を向きながらハルに言った。
「いや、空我は自分から絶対謝ったりできないか
ら、俺から謝っていつも通りに話ししてたらい
つの間にか仲直りするんだけど…今日のは
ちょっと本気でムカついて、仲直りは無理かな」
ハルは少し悲しそうな笑顔で言った。
「ごめんね、花ちゃん。ギスギスしちゃって」
ハルは俺に言った。
「いや、俺は大丈夫!それにハルだけが悪いわけ
じゃないだろ?だから謝まらなくていいよ」
俺はハルに笑顔で言った。
ハルは驚いた顔をしている。
そして、いつも通りの笑顔で頷いた。
さてと…2人をいつも通りに戻すか…!
俺はそう思い、ハルの手をとって、
空我がいる所に向かった。
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