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18歳以上ですか?
18にしおりをはさみました!
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18
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「サキさん...なんで?」
驚きすぎて言葉を失った。
「有沢?崎谷と顔見知りだったのか?」
少し怒り気味な口調で屋久土さんに問いかけられて
お昼にあった。そう言おうとしたのに
「サキさんとは「そー!!顔見知り!だから有沢さんの靴箱に入れたのー普通聞かないしょっ!」」
遮られて
「違っ」
否定しようと屋久土さんを見ると、ますます顔色を変えた。
違う...
屋久土さん...違うよ?
「有沢?本当なの?」
羽山くんも怪訝な顔をして俺に問いかけてきた。
「違う...本当にお昼に会ったのが初めてで」
「本当か?」
僕は必死に頷く。
けど屋久土さんの表情は変わらなくて
心が痛んだ。
「有沢とお前が言ってること、どっちが正しいんだよ?食い違ってんじゃねぇか?」
しーちゃんも不機嫌そうに崎谷に言った。
「はぁーもうどんだけだよ...有沢さんの言ってる方が正しいよ」
そう言ってため息をついた。
「もういいや、有沢さんいらなーい!ごめんね、有沢さん傷つけちゃって」
崎谷の仲間は手を離してくれて、3人は屋上から消えていった。
「何なんだ?あいつら」
「また来たりしたらどうなるか...有沢?」
羽山くんに声をかけられ3人に近づこうとした。
けど、屋久土さんの表情が変わってなくて...
元の位置に戻った。
「どうした有沢?」
しーちゃんに不思議そうに問いかけられ首を振った。
すると
「有沢」
屋久土さんが俺を見て一言言った。
「お前俺らと居んのやめろ」
あまりにも衝撃がでかすぎて否定する言葉が出てこなかった。
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