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桜龍倉庫2にしおりをはさみました!
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桜龍倉庫2
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ドアに近づけば中からたくさんの笑い声がきこえる。おそらく全員そろっているころだろう…
覚悟を決めドアをあけた。すると下っ端のやつらがゾロゾロと俺のもとに集まってきた。幹部より上のやつはきっと2階の部屋にいるためまだ俺の存在は知らない。まぁ下っ端が呼びに行くだろう…
下っ端「だれだぁ?!てめぇ?!」
「…総長を呼んでこい。話がある。」
大輝「俺が総長だ。誰だてめぇ…こんな時に」
上から大輝たち幹部がでてきて降りてきた。そのなかに剛もいて見たことないほど真剣な顔していた…
大輝「その格好!!まさか死神か?!!」
「ああそうだ。」
大輝「死神さんがなんのようだよ?!」
「今日は戦うつもりで来たわけではない…話を聞いてもらいにきたんだ」
大輝「話…??」
「お前たち今日は1日かけて祝う日らしいな?」
俺がそうゆうと桜龍の全員が動揺した。まぁ桜龍しかしらない情報を死神が知っているんだからな。当たり前の反応か…
大輝「なんでそれを知っている…?」
「この情報は結構広まってるぞ。黒闇と毒竜もこの情報を知り、お前たちがお酒で潰れた夜に一斉にここに攻め込むつもりらしい…。そうなりたくなければお酒は飲まないことだな」
大輝「…なんでこんなことをわざわざおれたちに知らせにきた…?!お前に何のメリットがあるんだよ」
「おれは汚い奴らが大嫌いだ。お前らは正当なグループ。そこが汚い奴らにやられるのが気にくわないだけだ。それに今回黒闇と毒竜はおれの始末のターゲットだからな」
大輝「なんだよそれ…!」
「話はそれだけだ…」
あとはここからたちさって外であいつらを待つだけだ。
大輝「ちょっとまて…俺たちはなぁ死神さんが大嫌いなんだよ!!!!だからよ…タイマンはろうぜ!!おれとおまえで!!」
「…断る。仕事以外ではそうゆうことはしないんだ」
大輝「そんなこといって本当は負けるが怖いんじゃねぇのか?!」
「…いやだといっ…!」
いきなり殴りかかってきた!!
くそっ…!大輝をおれが殴れるわけねぇだろ…全てよけて大輝の体力がなくなるのを待つしかないのか…?!
大輝「拒否権はねぇよ!!!お前も殴ってこいや!」
「おい…!」
繰り出されるパンチやキックを紙一重で避け続ける。しかし、顔めがけてきたパンチが少しかすれ口元のマスクがとれてしまった。あれがないと声が…!!
大輝「その仮面も剥がしてやるぜ!!」
「……!」
さっきよりも拳のスピードがあがる。
いつもよりはやく息があがり目眩がおこる。くそ…うまく動けない…
それでもギリギリ避け続けると大輝はどんどん怒りの表情をみせた。
大輝「なめてんのかてめぇ!!なんで1発も殴ってこねぇんだよ!!」
「………。」
大輝「本気出すまでねぇってか…ッチ…ふざけるなぁ!!!!」
やばい…!足がよろけて避けられない!!
『バキッッ!!!』
顔面におもいっきりくらってしまった…
そのまま連続で殴られ続ける。意識がどんどん薄れていく…。
大輝「ふっ飛べ!!」
重い一発で数メートル後ろに吹っ飛んだ…
目の前はボヤボヤしてはっきりとみえない。
「ゴホゴホッ…」
大輝「とどめだぁぁぁぁぁ!!!」
そういって強く握った拳をつくりながらこっちに走ってきた。
…お前の手で俺を…倒して欲しかった…これで…やっと……
パラパラと割れた仮面の破片が落ちてゆく。俺は戦闘態勢をときただ殴られるのを待った…
大輝「しねぇぇぇぇ!!!」
『カランカランカランッ』
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