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18歳以上ですか?
6にしおりをはさみました!
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6
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教室に来る人来る人が、俺の方を見ては目を丸くしてた。「え、来てる!?来てんじゃんアイツ!!」みたいな。
俺はそれをなるべく気づいてない風を装ってるのに、心配してますよみたいな顔で近付いてくる女子が2、3人。
「ねぇ佐々木く...」
「待って待って!!みんな話しかけたそうだけどちょっと待って!!」
お?
「まきちゃん退院したばっかでまだ疲れとか残ってんだよ。んで人に囲まれるってあんまいい気しないじゃん?疲れてんのにさ。」
「あ、そっか...そうだよね。」
「てか何なの?タマは佐々木くんのナイトなの?」
「ほんと仲いいよねぇ」
「そうなの。だからぁまきちゃんが女の子と話してるの見ると妬いちゃうからァごめんねぇ~?」
「なにそれぇー」
.....言ったとおり守ってくれてる?
なんだ、コイツ結構.....
「......頼りになる」
「エッ!!まじ!!?」
「う、ん。ありがとう。」
チャラチャラしてるけどちゃんと有言実行してくれるんだな。
「あとね、オレ結構頭もいいんだよ。」
「イメージアップしようとしてんじゃねェよ」
その後、休み時間でもお昼休みでも周りの目から俺を遠ざける様に気を使ってくれて、こいつのキャラからしてもギャグっぽく言うだけだから相手も傷つけないしずっとそばにいてくれて、
なんだか...
すごく、以外というか、ね。
「惚れちゃってもいいよ☆」
「それは無い」
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