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記憶喪失にしおりをはさみました!
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記憶喪失
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ぱち。
「颯斗!!!起きたぁ...いつまで寝てんの!!」
首を傾げた颯斗。
「あの、誰ですか?僕の知り合いですか?」
え?嘘だよね。なんのジョーク?
「颯斗ったらなんのジョークだよ!」
本当に分からない顔をしている。
「あの本当に
誰ですか?」
本当に忘れちゃったんだ?
せっかく。恋人同士になったのにっ。
あ、忘愛症候群?
な訳ないか。
病院行くかな。
嫌がるのかな?
聞いてみようか。
「颯斗。俺は心。記憶ない?」
コクん。
「心…さん?ごめんなさい、わからない。克人は?どこにいるの?」
克人?誰だよ。
元恋人とか?ないよね。
颯斗からなんにも聴いてないし
「記憶喪失かもしれないね。病院行こっか?」
「病院?記憶喪失…」
「そう、記憶喪失かも。だから一時的に俺の事忘れてるかもしれないね。」
「そう、なんですか。」
「だから行こう?」
こくん。
「わ、かりました。」
病院へ行くことになった。
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