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うるさい達実さんにしおりをはさみました!
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うるさい達実さん
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しばらくするとインターホンが鳴った。
きっと、達実さんだろう。
勝手に入ってこい、と思っていた。
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
「うるせーなっ！！！」
あまりのしつこさに思わず叫んでしまった。
「嶺音くん！愛しのたっつんが会いに
来たわよ?」
「たっつんって誰だよ？おい！ってかそのハートつけたような言い方やめろよ！！」
ナイスツッコミだ、俺。
俺は渋々席を立ってドアを開けた。当然だが、
そこには達実さんが立っていた。
相変わらず派手だね、達実さん。
かけもしないサングラスを頭に乗せて、
赤くて細長い横しまのＴシャツ。下はジーパン。
「嶺音くん、愛しのって部分は否定しないのね？まさか、嶺音くんの趣味t」
「違います！早く入ってくださいよ！」
ツッコミ忘れたところをつっこんでくるのが
達実さんだ。そもそも、ひと言に
ツッコまなければいけないところを
たくさん作らないでほしい。
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