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会議にしおりをはさみました!
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会議
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「……別に勝手に噂を信じてもらってもいいですが証拠でもあるんですか?そもそも貴方達が教えてくれたんですよ?陰口はだめだって。今、陰口を言ったのはその大人。しかも教員って…どうなんですか?」
くだらない…
だれがそんな噂みたいなことするか…
「…そ、それでは会議をは、はじめまふ、ます。ぎ、議題は国際交流会についてです。何を海外に伝えたいか、そのために何をしたいか等を話し合います。意見のある方は挙手でお願いします。」
初めは空気にあてられて噛み噛みだった会長も次第にリズムを取り戻してた。
まぁ俺は発表する気ないけど…
「…では、山下くん。」
……アイツ、まともな意見なんだろうな。
「はーい。俺はメイド喫茶が良いと思いまーす」
「……えーと、、、メイド喫茶?」
「メイド喫茶。」
「……えー。ここ男子校ですが…メイド喫茶?」
「イエス。女装だね。華奢な奴が…」
アイツは馬鹿か。
しかもなぜ俺の方をニヤニヤしながらチラ見してくるんだ…
「…えーなぜメイド喫茶なんでしょう?」
「んー?だって日本言うたらメイド喫茶やろ?」
「よくわかりませんが…えーこれに対しての意見…あ、小松くん。」
あれは…風紀委員長だ。
なら安心だ。きっと論破してくれる。
「僕はメイド喫茶じゃなくコスプレ喫茶を所望する!」
こいつはガッツポーズしながら何を口走っているんだ。
「………なぜ?」
「日本と言えばアニメ!いまやアニメと言う英単語、意味は日本のアニメーションまででたのだ…それはアニメのコスプレをするべきだ!」
「……意義あり!」
生徒会書記…
「…ここはキャバクラでもやらないか?」
だからここ男子校だって…
「いや!メイド喫茶!」
「コスプレ喫茶を…!」
「キャバクラを…!」
「今日の会議はここまでにします。ありがとうございました。」
会長が頭を押さえながら会議室をでていく
教員も一緒に…
だが、三人の議論は終わらなかった。
祐也は何も分かっていない顔をしている。
……それでいい。そのままでいてくれ…
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