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意識3にしおりをはさみました!
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意識3
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今村が改札の方へ一歩踏み出した瞬間。
すごい早さで梶浦が今村の後ろから出てきて俺の胸ぐらを掴み、強引に引っ張った
「おわっ、」
引っ張られ顔が近づく
「矯正屋のこと、誰かに言ったらお前シバくからな…ッ」
「…っ」
間近にある梶浦の顔
、、あ、可愛い。
ん?いやいや俺今何考えてた!?
一瞬で我に帰り、梶浦の目を睨み返す
「言わねぇよ。」
「……絶対だからな」
「おう」
俺が頷くと梶浦はゆっくり俺の胸ぐらから手を離し、小さく舌打ちをして今村の元に小走りした
無言でそちらを見ていると、俺の後ろにいた影山が震えながら俺のブレザーの裾を引っ張った
「くくくく草野君…!大丈夫、、?」
やっぱりビビってる影山はチワワに似てる。
「大丈夫だよあんなの」
「ホントに…?」
「おう。心配すんな」
今村があんなキャラだったのは知らなかったけど、異様な狂気を感じた。
明日何のために俺を呼んだのかは分からないけど、どうせ下らないことなんだろうなって…
何となくね。
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