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18歳以上ですか?
始まり5にしおりをはさみました!
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始まり5
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「…お前ら誰?」
俺は教卓の下にいるから声しか聞こえないが、梶浦はかなり苛立っている様子だった
「俺忙しいんだけど。用がないなら帰るよ」
「まぁまぁ待ってくださいよ。少々お話ししたいことがございます。立って話すののもなんなので、こちらでお茶でも飲みながらどうです?」
「…そんなに長いの?」
「いえいえ少しですよ!
ただ、梶浦くんのお父様は老舗和菓子屋の社長だと言うことを耳にいたしまして、その息子であるあなたにこちらのお茶を是非飲んでいただきたいと思いまして…」
へー。
あいつ和菓子屋の息子なのか。
梶浦は少し黙ったあと、
「俺はお茶にはうるさいよ」
と言ってお茶を飲むため席についた。
単純なやつ。
梶浦がお茶をすする音がする
「うーん。まぁまぁ」
「そうですか…このお茶はこちらにいるマウンテンアンダーがいれたのですが」
「あんたが入れたの?まず温度がぬるすぎ。あと、もっと時間かけてお茶をいれないとダメ」
「貴重なアドバイスありがとうございます」
「で?話ってなに?」
梶浦が口を開く。
仮にも年上に向かって偉そうに…
するとブラックツリーが、
「梶浦くん、今学校は楽しいですか?」
と質問した。
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