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『とばっちりごめんね♂』にしおりをはさみました!
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『とばっちりごめんね♂』
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悠『ありがとうございました』
″ パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ ″ !!
陽彦「…………ん」
場内に沸き起こる拍手の音をもって、現実に引き戻された。
そしておれの中に沸き起こって来たのは、ある表現のし難い高揚感。
陽彦「ふ、ふふ」
ああ困った、小田和正じゃないのに言葉にできないや。北島康介じゃないのに何も言えねえ。
強いて言うなら―― “もう二度と感じることのできないと思っていた高揚感" ! こんなところかな。
陽彦「ふははは」
陽彦「ふはははグッヘッヘ!」
素晴らしい……素晴らしいじゃないか薔薇色学園! まさかこの陽彦を、こんなにも掻き乱してくれるダンジに巡り合わせてくれるとは思いもしなかったぞ! うほっ!
おれ、いやさ漢は決めたっ……! この薔薇色学園で、まさしく薔薇色の学園生活を贈ってやることをなあッ!
陽彦『漢、最高ぉぉぉぉーーーーう!!!!』
Aくん『痛痛たたたた痛アッーーーー♂』
おっと! テンション高ぶりすぎてAくんのお尻目前でストップさせていた指先を、見事に彼のトンネルに挿入れてしまった。
教師「お前達、ちょっと、こっちへ来い」
漢とAくん(とばっちりごめんね♂)は体育館の後ろのほうで、ちょっときつめのお説教を食らった。
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