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風邪※
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「ふ、んぅ……」
「……もしかして気持ちよくなって来ちゃった?」
「は……んなわけ、あるかっ!ひっ、」
「そんな声出して言われても説得力ないけど」
言うことを聞かない口を手で塞ぎながら違う、と言わんばかりに首をふるふると横に振る。
俺を後ろから抱きしめる形で乳首を弄るハルの顔は見えないけど、にたにたと笑っているのが安易に想像できた。
「あ、言い忘れてた」
ふと厭らしく乳首を弄る手が止まった。ホッとして口を塞いでいた手を外す。それを待っていたと、ハルが唇を耳元に寄せた。
「……下に仁さん居るよ、」
「えっ、ひぅ……!っ!」
気を抜いたその隙を狙われ、さっきよりも強く乳首をつねられる。
「ばっか……っ、離せぇ……」
つねった後にくにくにと乳首を触るハルに訴える。びく、びく、と大袈裟に体が跳ねて少しず反応している下半身に情けなく思う。
何がスキンシップだ。数分前の自分をぶん殴ってやりたい。ハルの言う通り俺は馬鹿だ。くそ、と心の中で自分自身に悪態をつく。
「スキンシップなのになんで反応してんの?」
イオのここ、この前みたいにぐちょぐちょになってるんじゃない?なんて言葉を耳元で囁くハルはタチが悪い。
二回目はまずい、本当にこのままだとまた何かを失ってしまう気がする。
だって俺は兄で、ハルは弟で、こんなことしちゃ駄目なのに……
上手く力の入らない手でハルの腕を掴んで抵抗する。それでもハルの方が力は上らしく逆に俺の手が抑え込まれる。
「……気持ちいい?」
強い刺激はなく、もどかしい快感。確実に感じているけど俺は首を横に振る。そうすれば、ぱくっと耳を甘噛みされた。
「っ、ぅ……ひぁっ」
舌が耳の中へ入ってくる。ぢゅる……と音を立てながら執念的にそこを責められて、もう何が何だか分からない。
駄目だと分かっていてもすがりたくなる。この火照った体の熱を取ってほしい。
震える手を俺はハルにゆっくりと、
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