アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
舌先に蜜を※
-
ずろろろ……未だ締め付けて離さないイオの中から自身を抜いた。
ぽすんとベットに仰向けで寝て、無言で微笑む。含ませる意味は分かるよね?
「は、る」
すっかり蕩けた目をしているイオが俺の上にまたがるように乗る。
「ゆっくりでいいから」
「……ッ、ん」
腰を浮かせてイオは自ら自分の蕾に俺を受け入れようとぐぷ、先っぽを宛がう。
「ん……ッ、ぁ」
ゆっくり落とされる腰。さっきまでの行為のせいか、すんなりと挿入されていく。
あと半分。そんな所まで来た瞬間、
「あ"ッ、ひ……!」
支えていた手がつるりと滑り、一気に腰を落とされた。
体をめぐる快感に悲鳴にも近い声がイオから上がった。
「は、ぁ……る、らめ、なの……イッ……ッ」
ガクガク震える体。
勃ち上がったモノはびくびくと脈を打ち、誘うように蜜を垂らす。
「……ごめん、動く」
「ひ……ぅ?」
指先が食い込むくらい強く腰を掴んで一気に動き出す。無理、無理に決まってる。
こんなエロいイオの姿見て、我慢なんて出来る訳がない。
「あっ、っ、ぁ……まっ、は、るッ」
「ごめん……ごめん、むり」
「ひッ、っん……あっ、あぅ……!」
たっぷり苛めていた桜色の乳首はぷっくり拗ねたように存在を主張するから、俺は舌先でくにくにとさらに苛める。
俺があげたネックレスがゆらゆら揺れて、星のようにキラキラ眩しい。
似合ってる、すごく、可愛い。
柄じゃないから口に出さないけど、何度も何度も心の中で囁いた。
「……ぁ、っあ、は……」
「は……っは」
息が荒くなる。余裕がなくなる。
もう限界が近い。
予想以上に下半身にくるイオの姿をぼんやり見ながらガツガツ中を突く。
奥まで俺が残るように、イオの全部俺で染まるように、欲のままに俺は。
「ッ、」
「あっ、あ、はる、はりゅ、ッ……あッ」
中に流し込んで、流し込んで、流し込んで。溢れないように全部吐き出してから、ようやく抜いた。
「ぁ、う……」
ぽすんとベットに転がったイオの額にキスを一つ落として、抱き締める。
「イオ、好き。好きだよ」
「おれ……も……」
「すき」なんて言葉をぽつり落としてイオは眠った。
風呂、は無理そうだし、タオルでも濡らして体を拭いてあげよう。
それから後処理も。
「……好きだよ」
そっと頭を撫でて、呟く言葉。
『────』
くしゃりと歪む顔、心の中で溢す言葉は伊織に贈る日が来ないよう願う。
「……へへ……はるぅ……」
「……マヌケ顔」
そんなマヌケ顔に自然と頬が緩んだ。
次の日、予想通り真っ赤な顔をして布団に籠るイオのための機嫌取り―体の方で―をして怒られることになるのはまた、別の話。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
73 / 108