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好きの痕※
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「ん、は……むぅ、っぅ……」
はち切れんばかりに大きくて固くなっているハルのモノをペロペロと舐める。
いつも俺にしてくれるように、裏筋に舌を這わせて……それから鈴口にちゅっちゅっと吸い付いたり、くわえたりする。
初めて口で感じるそれは、おっきくて雄の匂いがして、触れるだけで体があっつい。
なんか、お腹がきゅんきゅんする……。
ぴこん、とまた元気になってきた自分のモノをシーツに擦り付けてゆるゆると腰を振る。
「腰揺れてるけど、どうしたの?」
余裕のない狼の表情は、俺の様子に気づいて意地悪な表情へと変わる。
分かっている癖にわざと聞くあたり、ハルらしくてムカつく……
「ッん"……!」
いつの間にか伸びてきたゴツゴツとした指が蕾に突き立てられる。
つぷ、入り口をグリグリと弄ばれて俺はキッとハルを睨む。
「睨んだって怖くないけど、なに?もしかして物足りなかった?」
「ッんん……!」
「違う?そんなわけないでしょ、だって腰揺らして俺のここに突っ込んでほしいって顔してたけど?」
違う、してない……
男のプライドと言うものなのか、意地なのか、どうしても素直になれない俺はぶんぶんと首を振る。
本当は言ってしまいたい。
面倒なもの全部捨てて、ハルに全てを伝えてしまいたい。
けど、そんなことできっこない。
……できっこないんだよな。
「伊織」
急に頭を掴まれてグイッと喉の奥までモノを突っ込まれる。
「ぐ、ゲホッゲホッ……な、なにす……」
噎せる俺に構わずハルはベットに転がした
そこそこ乱暴に転がされて、怒っていることが伺われる。
なんかまずったのかな、俺……
慌ててヘラリと下手くそな笑みを作る。
けど、そんな笑みも癪に障ったのか、ハルはぐっと眉間にしわを寄せる。
「ねぇ」
いつもより低い声。
不機嫌だと一発で分かる表情。
別の意味でバクバクと煩い俺の心臓の音。
ハル、駄目だよ。
まだ、明日じゃないから。
まだ、この幸せに浸かっていたいから……
「俺に何隠してんの」
まだ気づかないで。
好きの痕を、消そうとしないで。
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