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好きの痕※
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「ぅ、ぁ、あッ……ッ!」
どくっ。びくびくと脈打つ自身から白濁がとろとろと零れる。
その少し後に、どくどく流し込まれるハルのせーえき。
腹の中にたまって、たぽたぽする。
ハルの赤ちゃん、出来たらいーのになぁ。
酷く最低な自分にヘラヘラ笑っていたら、再び腰をぱちゅぱちゅ、と打ち付け始めた。
「ぁ、まだ……イッた、ばっ……かぁッ」
続けられる快感に耐えられるほど頑丈に体が出来ている訳ではない。
既に腰は抜けてふにゃふにゃ。
それでもハルは腰を無理やり持ち上げて欲のまま打ち付ける。
「……伊織……」
こんなに激しくするのに、なんでそんなに優しく名前を呼ぶんだよ、馬鹿。
決めたはずの決心が鈍りそうで、怖いよ。
痛みに隠してぽろぽろ溢す本心は、涙は、しょっぱくてとめどなく溢れる。
「いおり、」
くるりと体勢を変えられて、今度は騎乗位になる。深く奥までゴリゴリ突かれるこの体勢にもう、可笑しくなりそうだ。
「ぁ……あッ、は、るぅ……」
「……っは」
「はる、はる、すき……」
ごめん、ごめん、ごめんなさい。
すがるように名前を呼んで、狂ったように好きを繰り返す。
その好きの裏側には「ごめん」があったとしても、俺は何度も何度も繰り返した。
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