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「なんだ、なんだー!
元気がねーぞ?司ー」「…元気だよ…
相変わらず賑やかいな、俊(とし)…」
「久しぶりに3人 集まったんだぜ?ぱぁっと行こ!ぱぁっと!」
「…うーん…」
お盆の頃、盆休みだろーって、高校時代のバスケ部の2人に 拉致られた…。
そういう気分じゃねーのに…。
「何か、気になる事でも あるのか?」
克(かつ)…さすがキャプテン…
「司が気になる事あるのは、顔に描いてあるし!
励まそうって言ったんだよー克?」
「俊ー、司は、頭、整理させてやらないと…」「うーん、それも一理ある!」
何か 俺 めちゃくちゃ言われてんのは、気のせい…?
「ま いいかは、どーしたんだよ?司。
すぐ顔に出て 隠し事は不可能な癖に、ま いいかで 高校時代を乗りきったのに。」
「直球勝負で、自爆する事、たびたびで、 そのくせ、ややこしい事に首突っ込んで。」
「そーそー、あったなぁ。あっ、あの時さ…」
こいつら~、
俺を肴に飲んでやがる…。
でも…悪友っていいな…
なんだかんだで、俺を励まそうと してくれてる。
冬は…いたんだろうか?
悪友…もとい友達…。冬は、自分の事話さないけど…いなかっただろーなぁ…多分。
冬の事を考えると、何かこう 切なくなる…
どうなっちまったんだ…俺は
どうしたいんだ…冬の事…
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