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「冬!!」
駆け出していた!
いつものように、ぼーっと 空を見てた冬が 気づいて、ふんわり笑う。
「…あ、…司さん…だ。」
思わず、駆けよって…抱きしめていた…
「…わ、わ…?
司…さん…?!」
狼狽えて 身体を離そうとする冬を なおも力を込めて抱きしめる。
「司…さん…」
その時、はっと気付いた
何 やってるんだー!
俺ー!!
慌てて身体を離す。
「ごめん!!
あんまり びっくりして つい…その…!」
しどろもどろな 俺の言い訳に、冬は きょとんとしていた。
それから、ポロポロ涙を落とした…!
「わー!!
ごめん!本当にごめん!!
いきなり抱きしめて…ごめんよー!冬!」
最低だ…俺…。
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