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でも…まあ 良かった…。
冬も心配してくれたって事で、少なくとも、俺だけが…っていう訳じゃねーな、うん。
…それからも、毎晩、公園で会う。
冬は、嬉しそうに俺を迎えてくれる。そして、相変わらず空見てる。んで、唐突に来なくなる。
以前のように2ヶ月っていう事はねーけど…そして、唐突に来る。「冬よー、前日にわかんねーか?」
「うん…ごめんなさい…」
だよな。冬にも当日にならねーとわかんないか…。
「…これ…は?」
「俺の携帯の番号。」
「え…僕、電話ない…」
「いいから持っとけ。当日でなくても、いつでもいいから…。駅とか、病院とかあるだろ?公衆電話。」
「…」
「理由、言わなくていーから!」
こいつ、自分の事は
何一つ言わねーもんな。なんでか わからないけど…。
「はい。当日…は無理ていい…んなら…」
「ん、3日後でもいつでもいいよ。
そうしないと心配するだろ?」
「うん、わかりました。」
大事そうに、しまった。んで、にっこり笑った。
これひとつ、クリア…かなぁ。
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