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50 冬☆
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《冬》
「死ね!死ね!!
早く 死ね!クズが!」
「…ひっぐっっ!!…」
パンッ!パンッと 腰を打ち付ける音…
どこか 遠い…
「寝るなっっ!」
「‥っげほっっ!!」
…鳩尾を殴られた…。
胃液が口に拡がる…
今日はシャツ捲りあげられて…顔 隠して縛ってある…
「…げほっっ!ぅうえっっ」
「汚ない!汚ない!汚ない!!」
…ごめん…なさ…い…
ごめ…なさ…
…ぁ…
もう…終わった…?
頭の上で縛ってあるシャツを 苦労してほどく。
血と、精液…
おなかや尻の痣…
吐いちゃた跡…
そうだ…顔…は…
痛みを堪えながら、歯を喰いしばって身体を起こし、鏡を見る。
…良かった…
抵抗しなかったから、1発殴られただけ…
そのかわり、頭は床に何度も押し付けられ瘤になってる…けど…
髪があるし…いいか…。
これで、顔の腫れひいたら、公園に行ける…
あ…
この頃…僕…おかしい…。
公園 行くのは、雪 待ってるだけ…なのに…
公園っていったら、司さん…思いだす…
司さん、思い出したら…なんか…あったかい…
なんで…?
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