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公園から帰って、何にもする気になれず、弁当食って 早々ベッドに潜りこむ。
…深夜…珍しく目が覚めた。
…窓のカーテン開けっぱなし…うー、寒っ!
文句言いながら、カーテン締めようとした。
…あれ…?
雪…?雪だ…!
アスファルトを見ると濡れてない。まだ降り始めて間がねー雪が降ってる。
冬が待ち焦がれた雪が降ってる…。
…冬…どうしてる…?
…時刻は午前1時
寝てるだろー…。うん。
カーテンを閉めて も一度布団に潜りこむ。
あったけー…。
そう言えば、冬も言ってたな、あったかい…って。
ふわっと笑って、あったかいねって…。
うわ…何考えてんだろ、俺…。
もしかして、冬が公園にいて…またぼーっと空見てる…なんて!
時間 考えろ!時間!
さすがに冬も寝てるだろー!
万が一、ひょっとして、もしも、雪降るのに気づいたとしても、真夜中、公園には来ねーだろ?普通は。
…う…うぅ。
あくまで普通は……冬は思考回路がどっか ぶっ飛んでたからな…。
いやいや!あり得ない!!
あり得ないったらあり得ない…。
うぅ…あり得るかも…。
うー…急いでスエットの上に セーターとコートとマフラー、帽子を付けて鍵掛けて表に出る。
うー、さみー!!
明日、仕事あるのに…うっうっ…俺…ばかだ。
でも…冬がいるかもって 思っただけで堪らないんだ…。
今日も公園行って空振ってたけど!
でも…ひょっとしたら、もしかして、万が一いたら…
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