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そう言うと、カミュは唐突に立ち上がり、シャワーの蛇口を捻り、お湯を出した。
シャワーのお湯をセシルに勢い良くかけてセシルの身体についた
泡を全て洗い流すと、赤ん坊を抱き上げるかのようにひょいとセシルを持ち上げ、バスタブの中へ連れていった。
そしてバスタブの底に足がついた瞬間、セシルはそのお風呂の異変に気づいた。
バスオイルの正体が、ローション風呂だと知らなかったセシルは、予期しないぬめりに戸惑ってしまった。
「な、なんですか、これ!?なんだか、ヌルヌルします…!」
「貴様が言っていたではないか。このバスオイルはすごく気持ち良くなるものだ と。」
「ふぇ…?」
耳元で囁くように言うと、カミュもバスタブの中に入り、自分の脚の間に座らせるような形で座り、後ろから抱きしめ、ローションが絡みつく指先でセシルの胸元の突起へと手を伸ばした。
中指の腹を上手に使い、先端の一番敏感な部分を、触れるか触れないかくらいのソフトタッチで触り、僅かな刺激を与える。
「んっ…、ぁっ…ふっ……」
ぬめりによる快感も手伝って、突起はすぐに固くなり、今度は掌で刺激を与えたり、ピンとはねてみたり、様々な方法で刺激を与え続ける。
「んっ…あっ…あっ…カミュ…ダ…メ……ダメです…」
「ダメ…だと?嘘を言うな。お前の身体は正直に気持ち良いと言っているぞ。」
「ひゃぁっ…っ!!…んっ…」
ピチャ…ピチャ…
今度は右の耳たぶをチロチロと舐められ、カプっと甘咬みされる。
「カミュ…ぅ…ぁ、っはっ…」
次第に舌が耳の裏や穴へと侵入し、耳にダイレクトに伝わる湿りのある卑猥な音とその快感に、どんどん気がおかしくなっていく。
もちろん、胸の突起も未だ弄ばれているままで、むしろ、その刺激は徐々に激しさを増していく。
「あ゛~っ、ぁっ…、あっ…、やぁ…っ…!!」
そのあまりの快感に思わず逃げようとするが、後からしっかりとホールドされている上に、このヌルヌルしているローション風呂の中では身動きが取れず逃げることを許されない。
そして何度も何度もしつこく舐め回され、セシルの口からは涎が溢れ、目からは涙が溢れてくる。
喘ぐ声も枯れ、軽く痙攣を起こしそうになり、ようやく、耳穴を犯していた舌先と胸元を犯していた指からから開放され、そっと首筋にキスをされた。
「甘い…な」
キスの後、自身の唇を軽く舐め、カミュがそう呟き、もたれていた背中を起き上がらせた。
今度は体制を変え、セシルを見下ろす形で、唇を重ねる。
「んっ…ふっ…」
カミュの長い舌先は、性急にセシルの口内へと侵入してきた。カミュの舌は、ほんのり甘い蜂蜜の味がして、セシルをより官能的な気持ちにさせる。
その後もカミュは舌の裏や上顎、歯の形まで確かめるように、ゆっくりと口内を犯していく。
セシルもそれに応えようと必死で舌先を使おうとチロチロと動かすが、犯されている口内の快感に気を奪われ、思うように動けない。
「んっ…、んんッ……、ふッ…!」
あれから何分経っただろうか…。
酸欠になるのではないかというくらい何度も何度も深いキスをし、ようやくカミュは唇から離れていく。
「んはッ……ぁっ…ハァ…ハァ…」
「ふん…いい顔をしているじゃないか…そんなに気持ちよかったか……?」
「……ッ…!」
ようやく呼吸がまともにできるようになったセシルに、カミュが追い打ちをかけるように、言葉攻めを続ける。
そして、また、身体への愛撫を再開する。
先ほどまでセシルの口内を犯していた器用な舌先で首筋をなぞり、ツツツッ…とそのまま鎖骨、胸と胸の間へ移動し、左の突起へとすすんでいった。
蜂蜜の味がする褐色の肌を味わうように、舌先だけではなく、唇も使い、吸い上げるように舐め上げていく。
「ひゃぁっ…んっ!!…ぁ…んっ…」
右手でも執拗に先端を弄られ、声がかすれてしまいそうな程、声が抑えられない。
「んふっ…ぁあッ…んぁっ…」
より甘さを増した声に自分自身恥ずかしくておかしくなりそうで、必死に手で口を抑えるが、どうしても声が漏れてしまう。
そしてその漏れた声がバスルーム内に響き、余計に興奮を誘ってしまう。
「ゃ…ぁ…い…ッってしまい…ますッ…!!」
愛撫は止まることがなく、セシルはビクッっと肩を震わせ、軽い絶頂を迎えた。
しかし、これだけ感じているのに、愛撫は上半身にだけとどまっており、なかなか下半身には手が伸びてこない。
ようやくカミュの右腕が湯の中に浸され、セシルも静かに待ち受けた。
が、カミュの手は内股をなぞるように触るだけで、なかなか一番触って欲しい場所に触れてくれない。
早く触れて欲しい。その欲求は大きくなるばかりで、下半身がより一層疼きだした。
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