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side K.
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最近残業続きだったのがやっと終わって
『んぁっ、アァンッ』
疲れて家に帰ったら鍵が開いていて、
『んっ、ぁあああ!、ゃっ、んァン、!!!』
寝室から喘ぎ声が聞こえるというのは、
『ふ、んぁああ!!まっ、イクっ、ぁ、ああああっ、!!、、』
どういうことだろうか。
…合鍵を持っているのは、年下の恋人の、新也だけなんだが。
さて、どういうことだろうか。
中に入るべきか、俺の家なのに出て行くべきか、あるいはリビングで待機か。
廊下で悶々と考えていると、寝室のドアが開いた。
「あっれ、要さん帰ってたの?おかえりなさい」
なんてことない顔でそう言う新也を押しのけて、寝室に入るものの、
「誰もいない…?」
寝室にはベッドしかないから、人が隠れられる場所はない。が、
「要さん?どーしたの」
ベッドが若干乱れているのは、何故だ。
後ろから抱きついてきたこいつに、問いかける。
「お前、俺が帰ってくる前なにしてた?」
「ねぇ要さん、いい加減許してよ」
「許すわけねぇだろっ!あんな、っクソが!!」
このバカがしてたこと、それはーーー、
「要さんが帰ってくる前?ああ、声聞こえた?動画見てたの。俺と、要さんの♡」
隠し撮りした俺らのセックス見て抜いてたなんて…聞いただけで呆れた。
しかも俺が下のときか…
「だってぇ、自分が喘いでんの見ても面白くないし。この要さんね、攻めまくったときのだからトんでてめっちゃ可愛いよ。一緒に見る?」
「見るわけねぇだろ!このバカが!罰として1ヶ月は俺に触るな!!」
「えー、そしたらおれ、1ヶ月ずっと要さんの隣でこれ見て抜くよ?いいの?」
「っ、んのクソ野郎…っ!」
「ふふ、要さん、嫌なら俺が下でいーから今からヤろ?ね?」
「っ、…ッチ、はやく風呂入るぞ」
「ん!大好き要さん」
「るっせぇバカが」
fin.
放置されて寂しくなっちゃった確信犯の話
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