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1 逃げるが勝ち
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「さーて、カラ松も元気になったみたいだし
俺は酒でも飲もうかなぁ〜」
そう言って立ち上がった赤い背中に笑うのはカラ松
「いつでも飲んでいるじゃないか……」
その言葉に歯を見せて笑ったおそ松兄さんは
「チョロちゃんも飲む?」
「うん、そうしようかな?」
カラ松はそう言う俺と赤い背中に驚いた表情を向ける
「おぉ、チョロ松が乗るなんて珍しいな…」
「なんやかんや言ってチョロちゃんは俺が好きなんだよねー?」
「おい、離せよ気持ち悪い!」
肩を組んでカラ松に向かってニコニコするおそ松兄さんに
「程々にしとけよ?」
そう言って寝転んだカラ松はもう1度寝るようだ
「………」
俺は黙って隣のおそ松兄さんをみると
「行こっかチョロちゃん??」
俺を酒に誘った時のように有無を言わさない笑顔をむけた
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