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その後の二人。影山×日向
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「…か、影山くん、何をする気ですか…(怒)」
「ああ゛ん?何って。…今から続きをすんだろ、変なコト聞くんじゃねぇよ、ボゲ!!////」
つい、さっき。
日向がオレの気持ちを受け入れて(…たぶん)オレは。
日向に触れたい気持ちが抑えきれず。
気付いたら、そのまま部室で日向を押し倒していた。
「おっ、お前なぁ!!俺の話、ちゃんと聞いてた??俺、【まだよくわからない】って、言った!!//////」
「…ハァ?お前…オレのコト【好きかも?】と言っただろ?【好きかも…】はオレを好きに決まってンだろ!!」
「Σは、はああぁああっ!?…か、影山くん、お前って…バカなの…?」
「ンだとコラ!!(怒)」
「!?ひゃぎあああっ!!…ふ、服の中に手、突っ込むなッッ!!///」
日向がバタバタと手足を動かしてオレから逃げようと必死に暴れる。
が。
オレは……逃がすつもりはない。
意識し始めたら…。
タカが外れたみたいに止まらなくて。
好きかも…と言われた瞬間。
オレは…。
身体中の血が沸き上がるような高揚感を感じていた。
……烏野(ここ)に来たのは、きっと。
お前と出会うため、だったんだって。
改めて気付いた。
日向(コイツ)の言葉は。
いつもオレが欲しかった答えをくれる。
中学のトラウマも、オレ自身が自覚なしに弱っていた時にも…。
……いつだって。
アイツがオレの足りないモノを。
満たしていく。
…バレーだけじゃない、オレにはコイツが必要なんだって。
そう思ったら……。
このまま…オレのモノにした方がいい。
と、オレは答えを導(みちび)き出した。
…じゃないとコイツ…。
いろんな所でフラグを立てまくるからな…。
しかも…。
特にセッターばっかり…(怒)
コイツ…。
セッターを惹き付けるエロいフェロモンでも出してんのか…?
細目で日向を睨みながら、ジッと見つめる。
日向はオレに組み敷かれ、慌てながらも。
まだ逃げ道を探そうとしていた。
チッ…。
往生際の悪いヤツめ…。
なんでオレは、チビでバカで…。
ギャアギャアうるさくて色気すらないコイツに。
いつの間にか…惚れちまったんだろ…。
…今では側にいないと何故か、落ち着かない。
コイツの行動が気になって気になって。
しょうがない…。
それでつい、張り合ったりもするのだが…。
他のヤツにアイツの意識を持っていかれたくなくて……。
そう考えたら。
やっぱり今すぐにでも、オレのモノにした方がいいよな…。
オレだけしか知らないコイツを見てみたい。
深く知りたい――と。思う…。
ごちゃごちゃと考えながら手を動かしていたら…。急に日向の声がしなくなった。
「!?」
慌てて、押し倒されてる日向を見てみると。
日向が真っ赤な顔で、そっぽ向いていた。
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