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85(R-18)
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気遣うような 触れるだけのキスが額、頬、鼻先、唇へと降りる。
こんな刺激的で淫猥な行為をしながも 颯真からのキスは優しい。
ふと視線を落とすと 左脇腹に5センチ程の傷跡。
その傷跡に そっと指先で辿る。
罪悪感で涙が出そうになるのをグッと耐えた。
それを察したのか颯真は…
「この傷は あなたと俺の距離を縮める為には必要だったんです」
「えっ…?」
「もしも 罪悪感みたいなものがあるんだったら そんな物は忘れて下さい。そんな事より 俺とずっと一緒にいる事だけを考えて下さい。その方が俺は嬉しいです」
そんな 颯真の言葉一つ一つが胸をキュンと締め付けた。
響は 目に涙を浮かべ小さく頷く。
「あの…それよりも…ッ」
響が頷くのを見届けると 今度は困ったような表情をする。
「何?」
「動いても…いいですか?そろそろ限界です」
と 苦笑した。
「あっ…」
今が どんな状況かを思い知らされる。
その瞬間 中にいる颯真をキュッと締め付けてしまった。
「響さん それズルイ…ッ」
眉根を寄せて 響の両腰を掴むと 上下に揺すり お互いの絶頂を引き出した。
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