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奏と斗真
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「あぁっ!……んぁっ……あ!…っ!」
室内にぐちゅぐちゅという水音と喘ぎ声が響き、独特の匂いが広がる。
「やっ!……あっ……あぁぁ!」
激しい抽挿に絶頂が近づき中が小刻みに痙攣しだす。
「っあ!……んあぁ……もっ………だめ……」
「んっ……俺も……」
何度も奥まで突かれ、二人同時に限界に達っした。
「あぁぁあぁっっ!!」
「・・・っっ!」
次の日の朝俺はいつも通りに目を覚ました。いつもと違うのは自分の部屋ではないということ。
今 俺、月影 奏(つきかげ そう)の隣で気持ち良さそうに眠っているのが恋人の五十嵐 斗真(いがらし とうま)だ。
もう つきあって2ヶ月。一緒に暮らしはじめて3週間たった。
二ヶ月前−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「俺とつきあってください!」
「え?」
大学の屋上に呼び出されたと思ったら突然こんなことを言われた。
「男にこんなこと言われるなんて気持ち悪いかもしれないけど、好きなんだ」
斗真とは同じ大学に通ってた。学科は違ったけど学部は一緒だったから知っていた。
友達を介して話したことも何度かあったが……
「気持ち悪いなんて思わないよ……でも………」
「でも?」
「俺忘れられない人がいるんだ」
「それでもいい」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ーーーそれでもいいーーー
そう言われてから無意識のうちに「わかった」と答えてしまっていた。
あの時どうして「わかった」と答えてしまったのか今でもわからない。
「朝ごはん………作ろうかな……」
過去のことを考えても仕方なく、今日の朝食のことを考えた。
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