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優しい
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次の日、目が覚めると奏はいなかった。
今日俺は二限目からだけど奏は一限目からのため先に大学へ行ったのだろう。
リビングへ行くと朝食が俺の分まで用意されていた。
自分のコップにコーヒーをいれて奏の作ってくれた朝食を食べていると昨日のことを思い出す。
きっと俺の嘘に奏は気づいている。
それでも奏は笑ってくれた。
俺のやったことは間違っているんじゃないか…
奏の笑顔を見たときそう思った。
いつの間にかコーヒーが冷めていることに気がつく。
思っていたよりも考え込んでしまったようだ。
冷めてしまったコーヒーを口の中に流し込んで後片付けをすると、二限目に間に合うよう準備を始めた。
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