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トントントントン
ジュー
めちゃくちゃいい匂いがする…
何か焼く音とかも聞こえるな…
「んっ…」
母さんかな…
…いや待て待て…
俺は今一人暮らしだぞ。
母さんなわけ…
ガバッ
「…っ!
…おあおうおあいあす(おはようございます)」
「…」
そうだ…そうだそうだそうだそうだ!
俺なんか昨日ガキ拾ったんだっけ。
「おうぞ…(どうぞ)」
「あぁ…ありがとう。」
そんで…
いや、俺も普通に水を受け取るなよ!!
気が利くなこの野郎!!
あー…ヤったあと俺疲れてソファに寝たんだっけ…
…しかも後丁寧に毛布かけてくれてるし。
時間は…11時…
今日休みで良かった…。
「あっえに、うあわえてもあいまいあ!(勝手に、使わせてもらいました!)」
「…あ?
…これ、筆談しろバカ。」
[勝手に、キッチンや材料を使って作らせていただきました!]
「…ん…別にいいよ…
うまそうだし。
食うぞ?」
「あい!(はい!)」
味噌汁に白米。
ウインナーとスクランブルエッグにサラダ。
…和洋食…???
まぁ…美味いから良いけど。
「…お前の分は。」
「…っ!」
ブンブンと頭を横に振る
「食わないのか?」
「あい!」
昨日あんなにヤっといて食わないってなると
俺がなんか悪い事してる気分になってくるな…
「食えっ。」
ウインナーを一つ口元に運ぶとガブっと食いつき美味しそうに食う
「お前。
飯はいつ食った」
[二日前です。
施設では2日に一回しか食わせてくれませんでした。]
「…食え。
俺は何か他の食う。」
食いかけだが二口しか口付けて無いから別にいいだろう。
「えお…(でも…)」
「食え…。」
「…」
「食え。」
渋々と言った感じで箸を手に取り食べ始める。
俺は残っていた味噌汁と米を手にして席に戻り食べ始めた。
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