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倒れる
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車を出して会社に向かう着くと秘書が出迎える
いつもの事だ
「社長...フラフラしてますけど...大丈夫ですか?」
「大丈夫...気にする...な」
急に目の前が真っ白になり俺は倒れた
目を開けると白い天井
腕には点滴が打ってあった
「...?...
病院...?」
「あー!起きた!」
「...?...」
ドアを開ける音と共にでかい声を上げる制服を着てる男が入ってきた
「...社長さん、まる2日寝てましたよ。」
「まる2日...
...七海!!!!」
「馬鹿馬鹿馬鹿!
まだ安静に!
七海ならそこのソファで寝てますよ!」
「...良かった...」
「どうも、ディズニーの時ぶりですね。
山岡旭(やまおか あさひ)です」
椅子に座って俺の顔を覗き込むソイツはディズニーの時の奴だ
なんでこいつがいるんだ
「...英雄さん過労で倒れたんすよ。
色々と七海の事で詰め込みすぎてたでしょ。
良くないですよー?」
「うるさい。」
ほとんどはこいつのせいだ
「まぁ俺と接触したのもその原因の一つでしょ。
大丈夫ですよ、もう七海俺の事なんとも思ってないですから。」
「なんでそう言いきれる。」
「俺が七海を病院に連れてきたら七海、「英雄さん死なないで〜」ってもうギャン泣き。
しまいには俺のせいにされるし、もう散々ですよ。」
がくんと項垂れてため息をつく
「...連れてきたって...どこで俺の住所調べた」
「秘密です。」
まぁ秘書に聞いたか何かしたんだろうがあえて深くは聞かない
別に聞いても何の得も無いからな。
でも七海の事で詰め込んで七海の事で悩んで過労で倒れる
恋人失格か。
「七海を抱いていたのは事実ですけど、それと同じくらい英雄さんも女性男性構わず抱いてたんですからおあいこですよ?
そんなに悩んでもしょうがない事。
それは英雄さんもわかってるでしょ。」
「わかってるよ。」
「でも七海は初めて英雄さんに本物の愛を貰ったんじゃないんですか?
それは英雄さんも同じでしょ?
マイナスなことよりプラスの事考えましょうよ。
七海の愛が嬉しすぎてどうしようー!
七海が可愛すぎてどうしようー!とか七海で悩むんだったらそういう事で悩みましょ?
じゃないと七海自虐して英雄さんから離れてっちゃいますよー?」
「...お前七海の事好きじゃなかったのか?
七海もお前の事好きじゃなかったのか?」
「...七海が?俺を!?
確かにあそこでは俺が一番優しかったかもしれないですけど多分七海はそういうのじゃないですよ。
俺もなんか可愛い性処理が出来る弟くらいにしか考えて無かったし...今考えるとアレですけど。」
「...なんだよ...俺...てっきり...」
「...ぎゃははははは!!www
くっwwwやばwww腹痛いwww」
「笑うなよ。
状況的にそう思うだろ。」
「ふへwwwげほwwwごほwwwうぇwww
そんな恋仲とかwwwあの施設にはないし俺らの間でもないっすよwww」
「...なんだよ...マジで...クソ...」
「ひーwww」
「...ん...いえおあん(英雄さん)...!
いきえたぁ(生きてたぁ)...!!!!」
「勝手に死なすな。」
「ひっwww
おw俺邪魔者なんで帰りますwww
またねwww」
「早く出てけ。
二度と来るな。」
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