アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
第3話
-
「止めろ・・・やだぁ・・・!」
「おいおい。そんなに泣くなよ。俺の次のイケメン顔が台無しだぜ?」
「ねぇ。陽向」
俺は怖くなって逃げ出した。
閉じこもったのは倉庫だった。
しっかり鍵を掛け、ひたすら待った。
「なぁって」
ガンっ
「開けろよ」
がゴンッ
「離れてろよ」
べコンっ
「今」
がシャン!!!
「開けたから」
嘘だろ・・・
「いや、だ・・・」
「陽向、可愛いなぁ」
「触らないでくれ!!!」
「・・・礼貴くん。強行突破はダメだよ」
「玲亜・・・」
「大丈夫だよ。陽向」
「玲亜、ごめん、もう」
「離さないんだから」
俺は必死にもがいた。
「そんな暴れないでよ」
「あ・・・あ・・・」
「可愛いー陽向」
一番恐ろしいのは、礼貴じゃない。
「玲亜、だ」
俺は、1体この2人に何されるのか、検討もつかない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 5