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「ハ.....オタクを、知らない、だと?」
心底驚いた、と言う顔で俺を見る柊夜さん?と言う人
知らないと駄目な言葉なのかな....
菜「先輩!!音夢に、変な言葉教えないで下さい」
「.....一応言っておく。俺は、ここの生徒会長の西音 柊夜だ」
生徒会長さんは、文句を言う菜月をチラッと見た後、抱き締めたままこちらを見て、威嚇する様に言う
俺は、その行動が動物みたいに見えて、身長がもう少し低ければなぁってションボリしてた
でも、俺って表情が動かないからションボリしてても、実際には真顔にしかならないんだよね
家では毎日顔のマッサージとかやってるんだけど、全然柔らかくならなくて困ってるんだ
何か、イイ方法ってないかな.....表情が豊かになるマッサージ
......そういえば、なんでかいちょーさんは俺に威嚇してるのかな。人見知りかな
だったら、可愛いな.....顔は可愛くないけど
菜「もう....とりあえず、寮に行かないとだね。行こ?音夢」
かいちょーさんから抜け出して、俺の方に小走りで来て手を引っ張っていく
俺は、引っ張られるがままに歩き出し、かいちょーさんはその更に後ろから歩き出した
菜「相変わらず、音夢は服がぶかぶかの奴を着てるんだね。手が見えないよ」
「ん....手、見えなく、て、イイ、の」
菜月が手をブラブラさせながら言ってくる
俺は、よく大きいのを好んで買っている
何故か?....大きいほうが隠れるんだ
いろいろと、ね。便利だよ
菜「そっかー....まぁ、その方が音夢に合ってて可愛いね」
笑顔でそんなことを言う。何か、口説かれてるみたい
菜月は、無自覚で相手を誑し込むから怖いよ
かいちょーさんもきっと、それで堕とされたんだろーね。可哀想に....
ま、菜月は俺の認めた人にしか恋人候補として認めてあげないけどね
菜「はい!着いたよ。この、マンションみたいなのが寮だよ」
「デカ、い....」
柊「あ?こんなの、デカくないだろ。俺からすれば、もっとデカくても良いと思うんだがな」
俺の前に見えてた大きな建物は、寮でした。大きいのに、かいちょーさんはもっとデカくても良いって言ってる
感覚狂っちゃってるね。まぁ、菜月もそうか.....金持ちだし
菜「柊夜先輩は黙ってて下さーい。でね、寮は寮でも、生徒寮と教師寮に分かれてるんだー。詳しくは、これから行く理事長室で理事長に聞いてね。あ、それとね?寮は四人部屋になってて、僕と柊夜先輩は音夢と同じ部屋だよ。後もう一人いるけど、これから会えるから今は言わなくても良いよね」
後ね......ってどんどん話していく菜月。ジーッと見ていると、後ろからかいちょーさんが話しかけてきた
柊「何故、前髪が長いんだ。お前は、菜月の“親友”だから忠告しておいてやる....ここで、顔を隠すと言う事は、本人がそうでなくとも全て根暗になる。つまりは、顔が良くないという事になる。そうすると、俺や菜月のような顔の良い奴に近づく、いや、ぶつかるだけでも虐めの対象になるということだ」
かいちょーさんからの親友を強調した言葉の忠告に、そうなんだ....としか思わなかった
前のいた所とあまり変わらないなとは思ったケド
まぁ、前よりは普通なのかな....
あ、菜月がかいちょーさんの話しを聞いたからなのか、こっちを見ながら不安そうにしてる
フフッ....昔から変わらないなぁ。菜月は
「菜、月は、心配、しな、いで?」
菜「......うん」
俺の表情は、真顔のまま変わらないけど、少しでも菜月の不安を取り除けたら良いな
これから、どうなるかは分からないけど楽しくなる事、そして、俺の探している答えが見つかることを
俺は願う
後、親友の笑顔と、親友が好きになった人意外にバックバージンはあげないで守ること
これ、一番大事
うん
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