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俺に出来ること
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「拓海くんはね……、いつも笑顔で優しくて、
太陽みたいな人だったんだよ……。
僕のところに毎日来てくれて、お菓子もパンも、
いろんなものを見せてくれたなぁ……………」
無表情だけど、純の目からは懐かしさを感じた。
「……………」
「なんだか拓斗さんって、拓海くんに似てるね
顔もそっくり、名前もそっくり。
毎日僕のところに来てくれて、お話ししてくれるところも、そっくりだなぁ…………」
そっくり、かぁ……………
拓海ってやつが純に何をしてやれていたのかは分かんない。
でも…………
「………ねぇ、純。
外に出てみない?」
俺にもきっと、出来ることがあるはずだ。
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