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「…………大丈夫?落ち着いた?」
「うん……」
俺たちは、ちょうどタイミング良く翔が持ってきてくれた温かいココアを飲んだ。
「拓海くん、あんな風に思っていてくれてたんだ……知らなかったな………」
「凄いな、あいつ、俺会ったことないけど、多分会ったら怒られるんだろうな、あいつに」
「なんで?」
「純を泣かせすぎだよってさ……俺、そろそろ言われそう」
「そんなことないよ、だって僕を泣かせてるの拓海くんじゃん」
「あはは………仕方ないだろ」
純がそっと握ってきた手は、温かいココアのぬくもりと純の手の温もりで、とても心地よかった。
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