アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
まぶしい朝
-
気付けば朝になっていた。
若干腰が痛くて目を覚ましたけど、ベッドの隣にはもう一葉はいなかった。
きっとあの後、咲人くんの所に戻ったのだろう。
だるい体を動かして、純の部屋をノックすると、
純が出てきた。
「どうしたの……?お兄ちゃんおはよう…」
あくびをしながら言う純はまだ眠そうだ。
「あー、おはよ、純。
あれ?拓斗は?まだ起きてないの……?」
「……うん、拓斗さんならまだ寝てるよ。
なんか頭が痛いんだって。」
………二日酔いか、結構飲んでたもんな。
「そっか、ありがとな。
まだ朝食までは時間があるからもうちょっと休んでなよ、純」
「あ、うん……ありがとう」
純の表情が前よりも明るくなった気がした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
97 / 105