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その人
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図書館に行ったところで何がある訳でもなかった。
でも昨日行って、ツキヤは昼寝ができそな場所だとそう思った。
静かだし、ちょうどいい。
そして、図書館についた。
いつの間にか、ツキヤは眠っていた。
どれ位寝ていたか分からない。
隣に人の気配を感じて、目が覚めた。
「ごめん、起こしちゃったかな?」
目を開けると、そこには昨日の人がいた。
「……別に、」
逆光のせいか、その人の顔は眩しくてよく見えなかった。
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