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不思議
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「あ、アキ………!!」
ツキヤは思いっきりアキを睨みつける。
相変わらずアキは笑顔のまま。
「やだなぁー、ツキヤくん。昨日まで仲間だったモノを急にそんな目で見ないでよー」
「普通見るだろ……何しに来た?」
「何しにって…別に?」
「殺さ……ないんですか?」
レイトが恐る恐るアキに聞く。
「え?何、そんなに殺されたいわけ?……今は乗り気じゃないから。」
人を殺すのに乗り気もクソもあるかと、ツキヤは苛立って舌打ちをする。
昨日まで仲間だったモノ。
それが今、目の前で敵として捉えられている。
よく考えてみると、不思議なことだった。
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