アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
天使な悪魔
-
「そんなこと言っても…………
俺たちが平和に暮らすためには殺さなきゃ…」
「どうして?
殺さなきゃ平和に過ごせないっておかしいよ…!
それにあの人はツキヤもずっと仲良くしていた人なんでしょ?
お兄ちゃんみたいな人だって前に言ってたじゃん!
僕たちは家族みたいなものなんだよね!じゃあ
殺す必要なんて……………お願いツキヤ……
お願いだから………」
天使はやっぱり『天使』だった。
「分かった……………殺そうなんて言ってごめん」
本当は悪魔も誰も殺したくなかった。
そして、誰も殺さないと決めた。
この悪魔は、悪魔の中で一番、天使だった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
94 / 105