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エゴ
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「…………は?知らねぇよ………
ってかマジでぶっ殺すぞてめぇ…………」
ツキヤはアキを思いきり睨みつけた。
その顔にアキもまた趣味の悪い笑顔を見せた。
「ほんっと、ツキヤくんは最高だね??
こんな時になってもまだそんな強気でいられるの?
はははっ、でも俺、君のそういうところ、
だぁーいすき、ふふふっ……………」
大笑いしたあとに、急に真顔に戻ってアキは続けた。
「君たちが…………昔の俺たちに似ているから……
俺たちの愛はあんなに悲劇的に終わった……
なのに君達が幸せになる権利とか
ないよね?」
「そんなの………ただのエゴじゃないですか……」
そう言ったのはレイトだった。
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