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4.嘘なんてつきたくない-1
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ユキジにとって、家族なんて物の記憶は全く無い。
母親はユキジを嫌っていたし、父親の記憶も全く無い。
会った事すらないのだから……。
「……ンッ」
どうしてこうなってしまったのだろう。
ユキジは、ラウルの出現により、身も心もボロボロだった。
撮影が始まると、同じ現場な時にはスタジオの人影に連れ込まれ、キスをされた。
両手は拘束され、抵抗さえもさせては貰えなかった。
そして、今、ユキジはラウルのペ◯スを咥えさせられている。
「うっ……ゴホッ……ウゥッ……」
ユキジは泣きながらラウルの物を嫌そうに咥え、嗚咽を我慢しながらそれを吸い、舐めた。
フ◯ラなんて慣れていないユキジは、どうしたら良いのか分からず、ラウルが指示する通りに舌を使った。
「はぁー……超下手……」
「うっ……ハァ……っ…ンッ!」
頭を強引に掴まれ、ペ◯スから離された瞬間、顔に白い白濁が飛んだ。
「でも、その顔は唆る……」
「ハァ…ハァ…ハァ……っ」
ラウルは高揚した顔でそう言うと、ユキジの顔に飛んだ自身の白濁を指で拭った。そして、開いたファスナーを閉じる。
「飲ませようと思ったけど、まだ撮影あるからなー。それは今度」
「今度……」
今度なんてあるんだ。そう思った瞬間、ユキジはその場で倒れそうになった。
もう嫌だ。したくない。
逃げ出したい。
「逃げようなんて思うなよ。まぁ、逃げらんねーけどね。ハハッ」
ラウルはそう言うと、脱いでいたジャケットを身に付け、ユキジを置いてその場から去った。
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